takotikinの日記

個人的なブログ兼日記です。 ゆるーくやってます。

ツェーン講習

どもです、土曜の夜はまさしく Saturday night fever でした。各地から色んな方が終結し、やんややんやの大騒ぎ、日曜日仕事が無ければ、そのまま本格的な夜遊びへシフトしたかったのですが、残念ながら仕事だったのでフィーバー後は大人しく撤収、おかげで睡眠時間は3時間もなく、次の日フラッフラでしたけどね(笑 そんな感じで本日月曜日はチェーン講習でした、その名の通りバスの運転手ならチェーンくらい巻けなくてどうするんじゃ的な感じで、手の空いてる人間全員を動員し朝6時に出発、目的地は岐阜県鷲ヶ岳スキー場の駐車場、ここで雪の中本格的なチェーン巻き巻きをしようと言う事らしいのですが、駐車場はガッツリ除雪されていて雪なんぞほんの数センチしかなく、しかも新雪でフカフカ・・・まぁ取り合えずその状態で巻きましょうとなり、各自チェーンをはめていきます。そしてお次はちょっと特殊なダブルチェーンといわれるチェーンを巻きます、まず乗用車しか乗らない人はあまり聞かないと思いますが、バス・トラックなどの大型車は後ろのタイヤが片側2本あります、通常なら一つのチェーンを外側のタイヤに片方ずつ装着すれば、よほど大丈夫なのですが、本気と書いてマジな雪山などに行くとシングルでは追いつかない事があるらしく、その為のWチェーンなのです。で、このWチェーン、装着がえらく大変、ぶっちゃけるとめっさ面倒くさい、まずダブルチェーンを半分に折りたたみシングルと同じ形にします、そしてタイヤハウス(以後フェンダー)を開けて、2人がかりでチェーンを持ち上げ外側のタイヤに乗せる、そしてまたもや2人がかりで折りたたんだ上側を持ち上げ開いて奥のタイヤにかける、ここからがもっと大変でして、チェーンに付いてるフックを引っ掛けて初めて形が出来てくるのですが、このフックが曲者・・・シングルならなんとか腕を突っ込んで、中側のフックを手探りで引っ掛ける事が可能なのですが(それでも難しい・・・)Wとなるとタイヤ2本分奥に腕を突っ込まなければなりません、ですが大抵の人は肩辺りで体がつっかえて無理、そこでフェンダーを開けて車体の下に潜り込み、目視しながら内側・中側のフックを引っ掛け、最後に体を引き出して外側のフックを掛ける、ここで初めて形になるのですが、車体の下に体を入れる事自体が大変・・・フェンダーの内部はいくら大型車とはいえ人間1人入るのがやっと、それも小柄な人でも大変なのに自分が入れる訳がない、でもお約束通り上司より『GO』が出たので、なんとか体を入れて10分くらい、やっとの思いで内側・中側のフックを引っ掛けて、そしていざ外へ出て形にしようとした時(あれ?腰がつっかえて出れん・・・)いくら体をねじろうが這い出ようが、腰から先が出やしない・・・どうやって入ったのか不思議なくらい出れない、ここから先輩に足を引っ張ってもらったりするのですが、全然脱出できず、一時講習所の話じゃなくなり、ジャッキ上げがレッカーまで話が進んだ所で上司より「しょうがない、ティキン ダンボールを腹の下に敷いてうつぶせのまま動くな」と言われ、その通りにすると、3人くらいでダンボールを引っ張ってくれてなんとか脱出成功、一応天気が良かったのが幸いでしたね・・・これで吹雪とかだったら凍死とか考えちゃいそうですし・・・そんな感じで6時間くらい現地で講習をしていざ帰る時、自分の運転で前に別の観光バスがつきました、そのバスはこれでもかというくらい屋根に雪を乗せていて(多分70〜80cmくらいはあった)皆で「スゲー」とか言ってたのも束の間、時速約40kで走っていると、前のバスが上り坂の始まりのトコでガコンと揺れました(恐らく段差かなんか)その衝撃で屋根の雪がドサっと後部へほぼ全部落ちます、ここで(お〜スゲェ!)と関心した瞬間(あ、幅的に避けれんな、落ちた雪って結構な量じゃね?・・・ま、雪だし行けるか。)と考え突っ込んだ瞬間『ドゴォン!』っと物凄い音と振動(荷物棚の荷物ほとんど落下)ものの見事にその雪の吹き溜まり?に真正面から特攻し除雪、フカフカの雪なのでヘコミとかは無いものの、後からガッツリ説教喰らいました・・・ま、そんな感じで色々な意味で勉強になった1日でした。
皆さんも雪には気をつけましょう・・・


ではでは。。。